どうもキヨシロー(@RevoKiyo)です。突然ですが、今日はこんな事を。最近、「なぜサウンドをやってるの?」という質問をされました。
とてもストレートな質問です。“それ”でお金を稼いでご飯を食べてない人にとっては聞きにくい質問だと思います。その質問をズバッとストレートに聞かれました。
16歳からレゲエのクラブへ行きだし、サウンドになるぞー!と高校生ながらに思い、20歳でジャマイカに行き、今に至るわけですが。
なんとなく自分が続けてる理由が、見えてきたのでそれを書き記そうと。
・質問の回答
まず「なぜサウンドをやってるの?」って聞かれた時に答えた答え。
自分以外にやらせたくない唯一、自分が手を動かしプレイヤーとしてやってるのが”コレ”だけなので自分でやっています。
仕事は管理職で、仕事をしている従業員を見ながら、売り上げやどうすれば儲かるかを考えているので、自分で手を動かしてやりたいのがサウンドだけなんです。
まるまる、このように答えたと思います。
突然の質問で、聞いてくるなよ~答えたくないな~と思いながら、答えた覚えがあります。
サウンドはクルーで、出資者(お金を手配する人)、プレイヤー、マネージメント、エンジニア、PA等いろいろな役割分担をしながらしている人もおられるかと思います。
私の場合、出資とプレイヤー、マネージメントを自分でして、マスタリングやサウンドシステムの調整等はよくわからないので他のプロに丸投げして、お金を払っています。
このサウンドの役割の中に関しては、プレイヤーの部分はやりたいのです。そのことが上に書いた答えです。
たとえば【世界一かっこよくカットできる散髪屋を開きたい!】と思った場合に、二通りのやり方があります。
①理容師の勉強と練習をし資格を取り、世界一かっこよくカットできる、カリスマ理容師になる。
②世界一かっこよくカットできる理容師を雇う。
この二つです。サウンド以外のことに関しては、私は②を選ぶのですが、サウンドに関してのみ①をしたいということです。
・真逆のことをやる大切さ
会社員をやりながら、なにかまったく別のことをやるというのは本当に大切だなぁ~と考えることが最近多いです。
「なぜ、音楽やってるの?」「ごはん食べれてるの?」という質問をしてくる人は居ますが、お金を稼ぐという物差ししか、持ち合わせていないんだなぁ
・・・と思います。
お金を稼ぐことが目的なら、もっと効率の良い方法を知っていますので、それだけをしますよ。といつも思います。
最近【日本マイクロソフト】が週休3日制に挑戦しました。8月の金曜をすべて休みにするそうです。週の中で3日程度休みがあれば、自分の仕事以外に他にやりたいこともできそうですよね。
まあこんな制度が無くても、帰宅してから、休み、早起きして等、いくらでも自分がしたいことなら、できる方法はあると思いますが。
会社員をやりながらも、音楽をやっている理由は、自分がお金がいくら儲かるか?経営や合理性だけに偏らないように、経済活動とは切り離して自分の手や頭をゴリゴリ動かし自分の感性を磨いていたいから、DJ、サウンドをやっている。
というのが私の答えです。
後は、自分の考えや伝えたい事を発信したいんでしょうねぇ。発信できるのはツイッターか、このブログ、パフォーマンス中のMCか、会社での昼礼等だけですから。
まあそれ以前に、仕事も音楽も両方好きなんで、やってるだけだと思うんですけど、まあしんどいことも多い中、続けている理由はこの通りです。
・さいごに
同じ音楽をやっている後輩が「このまま芽も出なければ、今年で辞めようかなぁ~と考えています」と、嘆いてるのを見て、(どうなりたくて、なぜやってるんだ?)と思うことがありました。
まあ30歳も超えて、(お金も稼げないし音楽を辞めようかな~) (結婚して子供できたしそろそろ引退かなぁ~) など考える方も居ると思いますが、経済活動と全く思考を切り離し、自分の感性を磨くためや、売れるかなんか考えず好きなことだけを黙々とやる!ってのはいかがでしょうか?
また別問題ですが、音楽は究極の趣味になるかもしれません。(ここでいう趣味とは、お金を稼ぐ目的ではなくという意味で)
数年前までシングルのCDが1曲1000円したのが、今ではストリーミングで1000円払えば聞き放題です。
毎日4分の曲を1時間聞いたら、一日15曲聞けます。
一日15曲×30日聞いたら一か月で、450曲聞けます。
リスナーは1曲当り2.2円で聞ける計算です。
今後どのようになるでしょうかね?
Forward
関連リンク