違法ダウンロードユーザーを殺したSpotify

どうもKiyoshiroです。毎日ブログ更新したいのですが、なかなか忙しい。ネタは書き留めてあるので、あるのですが。毎日更新するブロガーは凄いですね。

今回は違法ダウンロードを減らすことに成功した、ストリーミングサービスについて。

・Spotifyとは

みなさんご存知かと思いますが、音楽ストリーミングサービスです。スウェーデンの企業で、2008年より音楽ストリーミングサービスを開始させました。ストリーミングサービスではSpotifyが先駆けで、2015年より大手企業のライバルでもあったAppleやamazon,Googleなども参入することになります。

 

Spotifyの創業者のダニエル・エク氏は【μTORRENT】というP2Pソフト (peer-to-peer)の開発者でもあります。このP2Pとは分かりやすく言えば【個人PC⇔個人PC】を繋いで直接持ってるデータを貰うことが出来るものです。

本来【個人PC←サーバー】音楽をダウンロードする際、iTunesなどからダウンロードするのが一般的でしたが、どこも介さずに個人同士でデータの直接やり取りが出来る仕組みです。著作物の場合も、どこのサーバーも通さない、かつ個人の特定も難しいため、違法なデータのやり取りがかなり横行していました。

この技術を使い、問題だった再生の遅延を起こさずにSpotifyでも音楽を再生出来るようになったというわけです。

 

・音楽は保有する時代から、アクセスする時代へ

iTunesはレコード会社を殺すことに成功しましたが、違法ダウンロードをするユーザーや、海賊版サイトを殺すことは出来ませんでした。Spotifyは再生遅延なく、音楽を再生でき無料で音楽聴き放題、何時間以上聞きたい場合やスマホで聞きたい場合は課金するという、サブスクリプション方式で大成功します。

違法ダウンロードを行っていた層の半数以上が、ストリーミング再生に乗り換え、海賊版サイトも2008年より激減しました。

先月ベータ版ではありますが、アーティストが直接Spotifyにアップロードすることが出来る機能を発表されました。CDを買い音楽を保有するから、利用者はアクセスする権利へ移行したと感じます。

 

・最後に

いままでミュージシャン達は、安い金額でLIVEをし、宣伝を行い音源を買ってもらうという流れでしたが、いまの時代は逆で、タダ同然で音源を聞いてもらい、高い金額でLIVEにお客さんを来て貰い収益をあげるという方向に既にシフトしてます。

アーティストが直接ストリーミングサービスなどにアップロードできたり、TUNE COREにアップロードし、iTunesで音源を売れたり出来る時代になり、レコード会社のような仲介業者などが無くなっていきます。必ず起きることだと思うし、良い流れだと思います。

ストリーミングサービスが音楽販売の最終形態と言われてますが、私はそうは思っておらず、レコード会社が中抜きを行わないにしても、SpotifyやiTunesが手数料を抜いてアーティストに還元してます。このSpotifyやiTunesもまた業態を変えるようになると思います。

購入した金額が手数料一切抜かれず、作曲者、作詞者、歌手に分配される時代が遠く無い未来に、必ず来ると思っていますが、その未来の話はまた今度。

DJもクラウドでストリーミングサービスから楽曲を選んでかけられる様になったら、音源を持って無くても良いしHDDの容量も気にしなくても良い。音質も良い物で、クラブでPLAYされる度に、アーティストにお金が入ったら良いなぁと思います。賛否両論ありそうだけど、良いビジネスモデルだと思うなぁ。SeratoがApple Musicなどと提携したらあり得ますね。

ちなみに私はAmazon Music派です。

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