どうもKiyoshiroです。この前アメトーーークでやってた【スニーカー芸人】というのを見て、凄い世界だなぁと感心しました。スニーカーコレクターって素敵な趣味ですね。
この放送を見て、Stock X(ストックエックス)というオンライン取引市場がおもしろいので紹介したいと思います。
Stock X共同創業者兼CEOのジョシュ・ルーバー
・株式取引所のスニーカー版
Stock Xは株式取引所のように、リアルタイムでスニーカーに価格がつけられ取引される。販売履歴や販売数量などの透明性が高く、買いたい金額を提示し、売り手は自分の納得のいく価格であれば販売するという仕組み。
市場に出回ってる価格よりかけ離れた、ぼったくり価格 (スニーカーにそもそも何万円もの価値があるかはさておき)で買ってしまうことは無い。
・販売手法の特殊性
メルカリやヤフオクなどと違うところは、上記の株式取引の板のような取引もそうなのですが、スニーカーにも偽物が多々出回っているので、客同士の直接取引だと偽物を買わされたりと、トラブルが発生します。
それらを防止するために、一度Stock Xの倉庫に集められ鑑定士が本物か偽物かを見極めてから匿名で購入者に発送されます。
このような鑑定済のスニーカーにはこのようにタグがつけられます。もし偽物だった場合は返金対応とのこと。
今後は実店舗や小売業にも力を入れていき、アメリカ国外のヨーロッパなどでもサービスを開始している。
今ではSupremeやヴィトンなどのバッグ,ロレックスの時計なども取引されてます。
・成長スピードの速さ
2年程度で、急成長し1日の流通総額は2億以上、年間にすると1000億を超える。シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルなどから、50億の出資を受けており異例の速度で急成長してます。
株式上場も目指しており、今後が楽しみです。
・日本でも買えるのか
結論、買えます。送料と関税がかかりますが全然買えます。いろいろ買い方を指南してる方もいるので是非、興味のある方は調べて見てみてください。
・まとめ
CtoC(カスタマーtoカスタマー)で取引させ手数料を徴収するビジネスモデルが成功しており、次はそれでは足らず間に鑑定機関を挟むことによって真偽を見極めるという手法をオンラインの株式取引のようにスニーカーを扱うところにおもしろいなと。
ユニコーン企業だったメルカリも、超注目株で2018年6月に上場して初値4550円をつけましたが、下落は止まらず現時点で2835円です。
普通にCtoCを繋げるだけのプラットフォームじゃダメなんだなぁと思います。
そして真偽を確かめるために、鑑定機関を挟む手数料も取られるので今後このようなものもどうやって無くなっていくのか、ブロックチェーンの技術で無くなって行くのか見物です。
ただ私はスニーカーに全く興味はありません。笑
需要と供給で価値が上下する市場を見るのは好きなんですがね。この前似たようなダイヤモンドの記事も書きました。良かったら合わせてどうぞ。
Stock X公式サイト https://stockx.com/
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