J-POPとK-POPから、グローバル化を考える

どうもキヨシロー(@RevoKiyo)です。今日は、『世界に出ないと勿体無い』という意見をよく目にしますが、そもそも世界に出たほう良いのか?はじめから、国内のマーケットを狙うほうが優位性が有るのではないか?グローバル化を目指すことが、すべて正しいのか?という考えを、音楽から紐解こうと思います。

 

目次

  • ガラパゴス化する日本
  • BTS(防弾少年団)と米津玄師の違い
  • 人口1億人の壁
  • グローバル化の競争で勝てるのか
  • さいごに

 

・ガラパゴス化する日本

世界の市場とは、違う方向に日本国内で独自の進化を遂げることをガラパゴス諸島の生態系になぞらえ、”ガラパゴス化”と言います。

今では、懐かしい折り畳みの携帯、音楽も聞けるし、カメラもついて、ゲームもできた、あの懐かしい”ガラケー”もそれです。ガラパゴスケータイです。

日本にはこういった独自に、世界の標準とは、違う方向に進化することが多々あり、悪い意味では”ガラパゴス化”と言われますが、そうでない場合もあります。

 

・BTS(防弾少年団)と米津玄師の違い

音楽も日本ではガラパゴス化しています。J-POPは世界の流れとは違う方向に、独自に進化していきました。

いろいろな音楽を取り入れながらも、独自に進化させていきます。

音楽では世界のトレンドとは全く違うものが日本国内で大ヒットになったりもします。

『Lemon』で大ヒットした米津玄師や恋ダンスで話題になった『恋』の星野源なんかは、もちろんTVドラマの主題歌という後押しもありますが、J-POPのド真ん中です。

 

 

LemonのMVがYoutubeで、日本初の3億再生を突破しています。

この楽曲は、ドラマの『アンナチュラル』の主題歌として作ってくれと制作されたもので、「傷ついた人を優しく包み込むようなものにしてほしい」とオーダーされたそうなのだが、制作途中に米津さんの祖父が亡くなったそうで、こんな歌詞になったそうです。

 

お隣の国、韓国から、K-POPから世界的大スターになったBTS(防弾少年団)です。

『Boy With Luv』のMV公開から2か月でYoutubeの3億再生を軽く超えています。

 

韓国アーティストとしても初めて米ビルボード200で1位を獲得しており、グラミー賞へも参加しています。

英語と韓国語をMIXさせた歌詞で、曲調も世界のトレンドに乗っ取っています。

今の、トップの楽曲が日本と、お隣韓国ではまったく違うわけです。

そもそも、ヒットさせたい場所がアメリカや世界なのか、国内なのかでまったく異なります。

米津はすべて日本語で歌い、曲調も世界のトレンドは無視し、グローバルに展開しようとせず、国内で聞かれることを意識している。

BTSや、その他K-POPのアーティストは国内も、もちろん意識はしているだろうが、初めから、日本やアメリカのマーケットを意識して作っています。

 

・人口1億人の壁

皆さん、いろんな仕事をしていると思います。

アパレルや飲食,IT系などいろんな仕事があります。

ただ、自分の働く企業は海外に向けて、仕事を行っていますか?おそらくは、そこまで多くないと思います。

外資系の企業は、日本にたくさん入っていますが、日本から海外に向けて仕事をしている人は、少ないと思います。

それは日本の人口も関係しており、日本は人口1億を超える国です。

中華人民共和国(約13億)
インド(約12億)
アメリカ合衆国(約3億)
インドネシア(約2.4億)
ブラジル(約2億)
パキスタン(約1.7億)
ナイジェリア(約1.6億)
バングラデシュ(約1.5億)
ロシア(約1.4億)
日本(1.3)
メキシコ(約1.1億)
フィリピン(約1億)

190以上ある国の中で、1億を超える国は、12か国のみです。

そして1億の人口を超えると、国内向けのサービスや商品だけで経営も十分に成り立ってしまいます。

ちなみに韓国は、5000万人程度の人口です。この程度の人口だと、ITのソフトや商品、サービスや音楽も初めから、グローバルに展開していかないといけません。

こういったことから、同じアジア圏で隣の国、韓国と、わが日本から生まれる、ポピュラーな音楽がこんなにも違う理由の一つです。

ですから、良い意味でも国内で成り立ってしまう日本で、言語も外国語に対応することは大変なので、このような日本独自のサービスでガラパゴス化が起きます。

日本人は、日本語を母国語とし、英語や中国語を話せなくても生きていけますが、ほかの人口の少ない諸外国の方たちは、一つの言語だけ喋れたら生きていけるなんて、信じられないという人も居るほどです。

 

・グローバル化の競争に勝てるのか

ここまで来ると、それならグローバルに展開し、世界で戦ったほうが絶対に恩恵を受けれるじゃないか!と思うかもしれませんが、自分自身が、自分の商品が、世界で戦って勝てるか?

日本語で、日本で戦ったほうが優位性が無いか?ということも考えに入れないといけません。

70億人に向けてなのか?1億3000万人に向けてなのか?ということも考えなくてはいけません。

世界一を獲ったからといっても、日本一ではない可能性もあります。

世界の中の日本では無くて、日本はまったくのパラレルワールド、別世界なのです。

ただIT業界は、平成30年間負けというよりも、世界に勝負を挑みませんでした。

最近の10代の方は知らないかもしれませんが、『mixi』というサービスがありました。そのmixiは2004年にリリースされ、学生時代の自分はとてもはまっていました。

アメリカでは同年の2004年、『Facebook』というサービスを大学内だけで、作ったマークザッカーバーグ。

同じような、友達をネット上で繋げる同様なサービスをリリースしたのは同じ年でしたが、承知の通りFacebookが世界のトップに君臨しています。

令和では日本発のこういった世界で活躍する、企業がでてくることに期待しています。

 

・さいごに

自分がいわゆる”メイン”になれない場合、どの市場で需要があるのかを考え、自分がどういう進化をしていけば良いのか。ということを考えるわけです。

どうしても中心になれない場合は、別の方向に進化しないといけません。

最近、吉本興業を解雇された、カラテカ入江さんや楽しんごさんも自分で活躍できる場所を探して、見つけていた方だと思います。

「世界に行かないと、世界に羽ばたかないと勿体無いよ!」と言う人は、ど真ん中”メイン”に居る人です。

勝者の理論だ!と言うつもりはありません。

勝者のアドバイスを基本的には自分に置き換え実行すべきだと考えています。

ただ、冷静にどこを狙って、どうなりたいのかを考えると今後の自分の道が見え、少し楽になると思います。

自分が世界の市場で勝てるか?なにかインパクトを残せるか。

実は、日本の日本語圏のマーケットの中のほうが、自分に優位性があるかを考えて、方向性を決めたほうが良いと思います。

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